きらめく光の中の農産物

昨日から、新宿伊勢丹で「チアアップ!ニツポンの食展」を開催しています。伊勢丹の知り合いから、ぜひ見ておくべきの言葉をいただき見てきました。
伊勢丹の眼に叶った全国の農産物、加工品、そして有名シェフがそれらを食材に作った料理が食べられます。
まず、最近物産展づいていた私からすると、伊勢丹の探し出した全国の生産者のセンスの良さに驚きます。パッケージデザイン、見せ方、加工の新しい切り口・・などなど。売っている人たちも美しい!!ネットで「ここの商品は面白いな〜」と思っていたところの商品がいくつも見られました。ぜひ、見てみて。

しかし、美しすぎる・・・・・
ノギャルやこせがれネットワークのように、お百姓を若者たちの身近に位置付けるには、泥臭さもかっこいいと思わせる仕掛けが必要。そうすることで日本の農業を繁栄させていく。これも大事なこと!!と思っているけど、「たべもの」とは何なんだろう?と、またまた仙人思考がムクムクと〜
(5000円のトマトたち)


直売所に並ぶ100円、200円の野菜たちと、きれいなパッケージや、「無農薬」を売りに高い値段のつく食べ物。それぞれニーズに合ったところで消費されていく。それでいいと思いながら、なんだかちょっとむなしい感じが残ったりして。

種をまいて、成長を見守り、収穫する・・・これが一番究極な、そして本来の姿。それができない人は、お金を出して出来上がったものを買う。命の素を作っていただく。それを「いただきます」なのかな?

私の畑で成長する野菜たちが、さらに愛おしくなりました。